スタイリッシュゾンビアクションゲーム。
隔離されたゾンビパンデミック都市ハランを舞台にGRE隊員のクレイン君が単騎で突撃!
ありえないほどの理不尽を受けながらもハラン市の住民を救うという正義を貫くクレイン君に明日はあるのか!?
みたいなゲーム。
メインクエスト+メインクエスト上で絡んでくるサブクエクリアで18時間ほど。
感想
すげえ酔う。
同じ開発元のゲーム、デッドアイランドも酔うゲームだったけど、今回はアサシンクリード要素が入ってるので酔う速度が倍速。冷えピタが必須なゲームだった。
アクションはかなりスタイリッシュだった。
最初はちょっともっさりしてるけど慣れる分にはちょうどいい。そしてスキルを取得して後半になるとするすると屋根を走りぬくNINJAになれる。文字通り、壁を上り、縁につかまり、道なき道を行く。
普通はお使いクエストの道中なんて退屈で、ファストトラベル無いのかよ、なんて愚痴りたくなるけどこのゲームは違う。
どっから行けばゾンビが少ないか、途中で見つけた車の物資を取っていこう、おっと、救難信号が近くに発生したから寄ってみるかetc...で寄り道が楽しいお使いになっている。
敵との戦闘はまぁデッドアイランドだった。
強スキルor強武器でごり押す戦闘。それ以外だとゾンビが高耐久すぎてじり貧。
いまいちというほどではないけど大味。スキルがそろうと無双できるので爽快感はある。
あとCO-OP要素はないと思ったほうがいい。
友人と一緒にスタートして、進行度あわせて遊ぶんだったらボーダーランズでもやったほうがいい。
CO-OPである必要性がないのと、CO-OPのシステムがストレスフルだからかなり親しい友人とやってようやく、といったところ。
活用するシーンとしては、どうしても登れない鉄塔を代わりに上ってもらう、ぐらいかなぁ。
でもそれCO-OPじゃなくてお助けシステムだしな。
まぁ4人でタヒールをフルボッコするシーンは笑えるから人数集められるなら敵陣乗り込むクエストくらいはやってもいいかもしれない。
ストーリーは個人的にウーン。
ライズさんはラスボスの風格はないよなぁ。
カリスマが無くて「なんでこいつに部下が従うの?」と思ってしまう。
暴君タイプなんだろうけど、「ヒィ、ライズがきた!」じゃなくて「うわ、ライズが来た、殴りてえ」とか思ってしまう(思われてしまう)のがストーリー上の最大の微妙ポイント。
物語上なんの説明もない単語、なんの説明もない人物の名称をポンポン会話上に出してくるのも微妙ポイント。
まぁ味方側のブレッケンさんもボスっぽいことなんもしてないし、この地域の人はとりあえず誰かをリーダーにしたかったのかもしれない。
ブレッケンさんもパルクールの伝道者なら、クレイン君のピンチにかけつけてNINJAも真っ青なスタイリッシュ壁のぼりでどこかのスイッチを押しに行く、みたいなシーンがほしかった。
このストーリーだとただの包帯巻いた黄色い男だよ……。
クレイン君は自己犠牲をしながら人々を助けまくってるけど、クレイン君を助けてくれる人は一人もいない。そりゃクレイン君も悪いことしてるけど、それにしたって……なかんじ。カリムぐらいじゃないかな、クレイン君のために危険を顧みず協力してくれたのは。(敵勢力の人間なのに捕まったときに没収されたアイテムを届けてくれた)
こういうお人よし主人公は最後の最後で助けた人々の手によって救われるのがカタルシスだというのに最後の最後までソロで走り抜いたクレイン君。
そんなクレイン君に拍手。
でもまぁ、結構面白かった。MetaScore通りの作品。