・用意するもの。
GIMP
万能画像編集ソフト。無料。
お絵描きソフトとしても使えるらしいけど、基本的には画像編集をするためのソフト。
これがないとほぼ不可能。
Windows付属のペイントソフトで作れる人は狂気を孕んでいると思う。
窓の杜のDLページを一応はっとく。
ダウンロード
RPGツクールMV
言わずもがな。
これを持ってないのにMV用のキャラチップを作る人は……いるか。素材屋さんとか?
一応、MV持ってないとMVの素材を使えない。
他のツクール(VxAceとか)に流用できない、ということ。
ネットに上がっている改変素材もそれに準ずることが多いので、注意。
GIMPと、ツクールMVがあればまずはなんとかなる。
GIMPのインストール方法とかは特に小難しいのはない。普通に日本語になる。
ちなみにここで使っているGIMPはVer2.10.2。
で、さっそく実際の作業。
まずは作りたい素材をイメージする。
前回の記事でキャラ素材を借りてきていたので、イメージはそのままキャラの画像から。
今回はこの子。
特徴は、
・黒髪ロングパッツン
・青い目
・エプロン
・半袖
で、一から作ると大変なので、
素材を合成しながら作成する。
キャラチップは、
・RPGツクールMV付属のデフォルトのアクターやピープル
・キャラクター生成機能で似たようなのを作る
の二つの素材こねこねしながら作る。
キャラクター生成機能だけでは服とか髪の毛のバリエーションが足りないことが多いので、
合体させるとより多くのパターンに対応できる。
上記以外にも、キャラチップを配っているサイトさんなどから拝借することも。
で、MV素材の中からエプロンをつけたキャラがいるので、そいつを素体に。
People1.pngの6番目の女性。
色はGIMPで調整できるので、とりあえず置いておく。
ちなみに↑のぴーぽーファイルは
「ドキュメント→Games→プロジェクト名→img→characters」に入ってる。
次に首から上が全然違うので、探す……が、ないのでツクールのキャラ生成で作成。
おかっぱがねぇ!
とりあえず似たようなので作成。
首から下はすでに素体が決まっているので、裸で。
切り取りとかの邪魔になるので、基本的に欲しいパーツ以外はシンプルに抑えると作業が楽。
決して裸が見たいとかそういうやましい気持ちではございません。
揃えたら、GIMPで編集。
起動したら「ファイル→開く/インポート」からファイルを開く。
複数開けるので、ぴーぽーファイルと生成ツールで作成したファイルを開く。
画像を見ればわかるけど、グリッド線を表示することが可能。
グリッドの入れ方は↓
1.「表示→グリッドの表示」でグリッドの表示にチェックを入れる。
2.「画像→グリッドの設定」で設定ウィンドウを開き、
「間隔 水平10 垂直10」の10の部分を48に変更する。
ツクールMVは1枚の画像の8キャラ入れるのがデフォルトのサイズで、
各キャラの向きごとの1マスは48ピクセルとなってる。
ので、グリッドを表示し、48間隔にすると
あら不思議、わかりやすーい!
という感じ。わかりやすいからどうしたという話ではあるけど、
キャラチップ作ってると正面画像の足がはみ出して、
横向いている画像の上にチラチラ足がうつるとかよくある。地味に役に立つ。
で、ツールボックス(デフォルトで左側に表示されてるやつ)の一番左上、
「短形選択」というやつで
グリッドに沿ってエプロン女史を切り抜く。

これね。
貼り付け先の新しい画像作ってもいいけど、画像の大きさを指定するのがめんどいので、
エプロン女史以外を全部消して、エプロン女史をグリッドに沿って左上に貼りなおすのが一番楽かも。保存は名前を付けて保存ね。
切り抜いたら、首から上がいらないので、同じく短形選択を駆使しながら首から上を消す。
画像編集ソフトは癖があるので使いづらいけど、何とか頑張る。
消しゴムは設定がめんどいので、「範囲選択→DELETEキーでどばっと削除」が楽。
選択自体もCTRL+Zで元に戻すこと(UNDO)ができるので、なんとか頑張る。
なんかよくわからなくなったら「選択→選択を解除」。
選択を解除がなかったら「短形選択」を選んだうえで、適当なところをシングルクリック。
で、たぶん大丈夫。
で、頑張った結果がこちら。
デュラハンの誕生である。
ちなみに、デフォルトの100%表示だと小さいので、
上のメニューの「表示→表示倍率」から400%~800%辺りにするとすごい見やすくて便利。
で、黄色のままだとイメージと違ってしまうので、
これをイメージに近い色にする。
手順がややこしいので、詳しく。
まずはエプロンの部分。

ツールボックスの右上のある「色域を選択」をクリック。
色域とは、要するに「同じ色を抜き出して選択する」という選択モード。
ツールボックスをそのまま下にいくと、「色域を選択」という見出しのすぐ下にモードがあるので、
左から2番目の「選択範囲に加えます」を選ぶ。
これは何かというと、
範囲を選択するたびに、前回選択した範囲にプラスして範囲を追加する
というモード。
これを使って、エプロンの上の色をちょいちょいと選択してやると、
エプロンだけきれいに選択した状態に。
選択しすぎた場合はCTRL+Zで戻すか、
さきほどの選択モードの左から3番目の「選択範囲から引きます」を使うと選択した部分を範囲から除外する、引き算選択ができる。
これを利用して、色域選択であらかた選択したあとに、
選択範囲から引くモードの短形選択で余計に選択してしまった部分の範囲を選択しなおして範囲外にする、という手法もできる。
髪の毛とか肌などは結構色域範囲に引っかかったりするので、短形あたりでばーっと選択外にすると楽。
エプロンの色を変えるには、
「色→Hue-Saturation」を選ぶ。
なんかうちのGIMPだと日本語になってないけど、日本語だと「色相ー彩度」という表示らしい。
押すと下のようなウィンドウが出てくる。
プレビューにチェックを入れて、ウィンドウ下の「選択した色を調整」の部分、
Hue、Lightness、Saturationを適当にいじる。
すると。
マイケル見て! エプロンの色が変わったわ!
という感じ。
これをやるメリットは、選択さえしてしまえば陰影やグラデーションなどの良い塩梅になっている状態をそのまま変えてくれる点。
いちいちペンでちまちまと塗らなくていいし、色を用意して向きを考えて……とやる必要がない。まじ便利。
ちなみに色彩という名の通り、色味を変えるのが主なので、
白や黒といったカラーに変更したい場合は「色→Hue-Chroma」のほうをつかうとやりやすい。
これを使って、残りの部分も、
色域選択→上半身だけにする(短形とか使って下半身を範囲外)→色を白に、
下半身選択→色を紺色に、という風にする。
次に頭の部分。
おかっぱにしたいので、髪の毛の部分をいじる。
この画像は右側が一応おかっぱ風なので、これを前髪全部に反映させたい。
ので、短形範囲選択で、おかっぱ部分(右側)を選択。
CTRL+C→CTRL+Vでコピーを作成してペースト。いわゆるコピペ。
ペーストすると、一時的なレイヤーができるので、
(仕組みをうまく説明できないけど、コピペした画像を動かせるようになる)
そのコピーした部分を選択した状態で、ツールにある「鏡像反転」を使って反転させる。
これを使うと、選択した部分を反転させることができる。
反転させたら、ツールを短形選択に戻して、
選択されている部分をドラッグすれば動かすことができる。
で、画像を見ると、
耳が出てるのでやりなおしだった……。なんてこった……。
というトライ&エラーを繰り返しやる。
右向きも髪の毛がおかっぱになっていないので、左向きを鏡像反転させて右向きにし、
頭を完成させる。
後で気づいたけど、頭のハイライトがMVデフォルトだと左上からかかるようになってて鏡像反転させるとその部分が消えちゃう!
でもまぁいいや。妥協が大事。気が向いたらなおす。
頭を完成させたら、先ほど作成したデュラハン(体部分)をコピペしてくっつける。
と……
こんな感じ。
袖が茶色いって?
作業途中の画像がこれしかなかったんだよ。
ごめんなさい、袖は合体させたあとで白くしました。
で、ここで異変にお気づきの諸兄。素晴らしい。
なにがおかしいって?
そう。
胸がでかすぎる。
キャラ生成ツールだともれなく胸がでかい。
というか女性キャラはほぼ胸がわかる程度にはなっている。
素材合体手抜き作業の限界。なんともならない。
が、ここは違和感がすごかったので、妥協せずに豊胸手術ならぬ、減胸手術を。
作業的には
・正面の胸部分の陰影をベタ塗り。
・側面の胸をそぎ落として濃い色(いわゆるアウトライン)で修正。
の2点だけ。
参考画像をもう一度。
だいぶそれっぽくなった。
うん、おっけーおっけー! おわり!
ではない。まだゲームを作ってすらいない。やばい。
これを繰り返し繰り返し作業しているのが現在の状況。
いまのところこんな感じ。
似てるのもいれば、微妙に似てないのもいる。
しっぽがむずい。